親知らず抜歯

wisdom teeth

口腔外科の専門医が親知らずを抜歯すべきか慎重に判断します

親知らずの抜歯が必要かどうかは、患者様の口腔内の状況により異なります。まっすぐに生えていて歯磨きにも支障がなければ必ずしも抜歯する必要はありませんが、隣の歯を押し出したり、歯ブラシが届きにくくなっていたりする場合は抜歯が必要です。

野井歯科口腔外科クリニックには、抜歯などの治療を正確かつ安全に行える口腔外科の専門医が在籍しています。歯科用CTなどの設備も用いながら、抜歯すべきかどうかを慎重に判断できるため、親知らずにお悩みの方は当院にご相談ください。

親知らずの抜歯について

親知らずの抜歯について

人間の永久歯は上下合わせて通常28本ですが、その28本が生えそろった後になって奥歯の奥に新しい歯が生えることがあります。これが「第三大臼歯」、いわゆる「親知らず」です。

親知らずはまっすぐに生えていれば放置していても構いませんが、斜めに生えたせいで隣の歯を押し出してしまうことがあります。その状態では、痛みや歯列の乱れ、虫歯・歯周病リスクの上昇といった問題に発展しやすいため、抜歯による治療が必要です。

親知らずの6つのポイント

親知らずの6つのポイントを解説します。

抜歯が必要な理由

抜歯が必要な理由

親知らずが斜めに生えている場合、隣にある健康な歯を押し出して歯列を乱す恐れがあります。歯と歯が重なった部分や歯茎に埋もれている部分には歯ブラシが届きにくくなり、虫歯・歯周病のリスクも上がるため、状況により抜歯が必要です。

抜歯が必要なケース

親知らずに歯ブラシが届きにくい場合や、親知らずの一部だけが露出している場合、親知らずが斜めや横向きに生えている場合は抜歯が必要です。また、まだ親知らずが生えていないものの、CTにより問題ありと判断された場合も抜歯します。

抜歯が不要なケース

抜歯が不要なケース

隣り合う歯と同じように親知らずがまっすぐ生えていて、歯磨きにも支障がない場合は抜歯が不要です。また、CTの結果により親知らずが埋もれていても問題ないと判断された場合など、他の歯に悪影響を及ぼさない親知らずも抜歯は必要ありません。

抜歯をおすすめするタイミング

抜歯が必要な親知らずがある場合、できるだけ早く治療することをおすすめします。20代~30代の場合はまだ骨が柔らかいため抜歯しやすいことや、虫歯・歯周病が発生する前に治療できることがその理由です。

抜歯にかかる手術の時間

抜歯にかかる手術の時間

親知らず1本につき30分~1時間ほどで手術が完了します。親知らずの位置が深ければ深いほど抜歯に時間がかかることが普通です。また、治療には切開や縫合といった外科的な処置が必要で、完治には3ヶ月ほどがかかります。

抜歯後のリスク

抜歯後は痛みや腫れといった症状が1週間程度続く場合があります。また、抜歯した箇所に1ヶ月~3ヶ月程度の麻痺が生じる可能性があることも知っておきましょう。痛みは鎮痛剤を利用して緩和させられるため、ご安心ください。

親知らずの抜歯の流れ

親知らずを抜歯する流れをご紹介します。

01ご来院

まずはご予約のうえ、口腔外科専門医が在籍する当院にご来院ください。

02カウンセリング

患者様から口腔内に関するお悩みをお聞きします。ご質問がある場合は遠慮なくお尋ねください。

03検査

歯科用CTなどを使って検査します。親知らずの位置や状態を、目視できない範囲まで細かく確認できます。

04診断

検査結果をもとに診断を行います。患者様のご意向も反映させながら綿密な治療計画を立て、ご納得いただけるまで詳しくご説明します。

05治療

治療計画に沿って治療を行います。抜歯にかかる時間は目安として30分~1時間程度です。

06完了

治療完了後は定期的に口腔内の状況を確認します。約3ヶ月後に傷口がふさがり、親知らずの治療は完了です。

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親知らずの抜歯は絶対に必要なのか

親知らずの抜歯は絶対に必要なのか

親知らずの抜歯が必要かどうかはケースによって異なります。生え方が悪ければ隣の歯や歯茎を傷付ける恐れがありますし、重なって生えていると歯磨きがしにくくなり虫歯のリスクが上がるため抜歯が必要です。しかし隣り合う歯に干渉せず、歯磨きにも支障がない場合は、抜歯なしで治療できる可能性があります。

野井歯科口腔外科クリニックには口腔外科の専門医が在籍しており、歯科用CTなどの機器を使った正確な検査が可能です。親知らずが気になる場合はまず当院にお越しいただき、手術が必要か不要かの検査をお受けください。

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